2023年7月「低山はいかい」

飯能市の天覧山、多峯主山、吾妻峡を訪れる

(2023730()実施)

飯能三山の二峰、天覧山と多峯主山と奇岩が点在する吾妻峡歩く

【ルート】天覧山下バス停~能仁寺~天覧山~多峯主山~吾妻峡~飯能河原~飯能駅


絶好の晴れ日和であったが、朝から暑い中、参加者は飯能駅に集合した。バスで天覧山下バス停まで移動し、能仁寺の山門前で開会式を行う。熱中症に注意し出発。飯能きっての古刹、武蔵七党の一つ丹党の末裔、中山氏の菩提寺、能仁寺を見学し、木々が生い茂る山道を登って行く。山頂近くのチャートの岩場に十六羅漢が並ぶ。そこを越えると天覧山(標高197m)の山頂である。山頂からの眺めを楽しむ。見晴らしは良好である。

 

多峯主山(とうのすやま、標高271m)に向かう。途中、牧野富太郎が発見、命名したハンノウザサを探し、確認する。沢が詰まった源頭部の窪地の小さな湧水池、雨乞池の周辺で休憩。池に生息する植物やトンボやカエルを観察する。そこから石段を登って行くと、中山家から黒田家に入った3万石の沼田城主、黒田直邦の墓がある。経塚のある多峯主山の頂上で昼食。ここも見晴らしが良い。

 

午後、御嶽八幡神社で本日のハイキングの安全祈願。多峯主山を下り、名栗川の流れる吾妻峡へ。楕円形のコンクリートが並ぶドレミファ橋を渡り向こう岸へ。日曜日のせいか、河原では多くの人たちがキャンプなどを楽しんでいた。兎岩という大きな岩があり、本当にウサギの形に見える。汽車渕という深い場所では子供たちが高い岩から川に飛び込んでいた。気持ちよさそう。飯能河原にあるバーベキュウ屋で水を分けてもらい、水分補給を行う。熱中症に注意しながら、暑い飯能の街を歩いて飯能駅へ到着。無事、今日の飯能の自然と歴史に親しむ低山はいかいを終えることができました。(写真:天覧山山頂で全員で


【参加者】18名 福田(幹事)、津田、高橋、宮入、嶋田、丸山、原田、池田博、市川、伊藤、平野、横井、田口、飯塚、鈴木、前田、上野、氏家

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