高尾森林ふれあい推進センター協定イベント・森林インストラクター東京会実施
カタクリ・シュンラン・ベニシダレザクラを訪ねる春風ハイキング
2022年3月25日(金)
開催場所:梅ノ木平、南高尾尾根道、高楽寺
天気は予報通りの晴れ、絶好のハイキング日和となった。定員30名のところ158名が応募、30名を当選とし、直前のキャンセルで26名の参加となった。高尾森林ふれあいセンターでの開会式の後、カタクリ群生地を目指して出発。途中案内川沿いではアブラチャン、コクサギの実、ミズキの幹に付いたキアシドクガの卵塊痕、キブシ、サンシュユなどを観察。
カタクリの家に到着してスミレやアズマイチゲ、フキノトウを観察した後カタクリの咲く斜面に到着。蕾もまだ多いが気温が上がったおかげか、たくさんの開花を目にすることができた。カタクリを後にして南高尾尾根道に向かう。アオイスミレ、フサザクラ、カテンソウ、ヨゴレネコノメなどを観察しながら、ロープのある急登を経て尾根に出る。ダンコウバイ、クロモジ、ヒサカキ、ウグイスカグラ、ホオノキ、モミジイチゴなどを観察しながら昼食をはさんで尾根を進むと、落ち葉の中からすくっと立ち上がったシュンランが目に入ってくる。足元ではニオイタチツボスミレに遭遇。アシビ、レンギョウ、ユキヤナギなど春の花の観察を続けながら実践学園に到着。有難くお手洗いをお借りする。
最後は高楽寺のベニシダレ桜を鑑賞。咲き始めではあるが樹齢200年の枝ぶりに圧倒される。ここでアンケート記入後解散となる。途中急斜面や滑りやすい場所があったが互いに声を掛け合いケガもなく無事終了することができた。今年は全体的に開花時期が遅れていたが、観察会では多くの方々に春を感じていただけたようだ。
参加者:26名
スタッフ:小勝(幹事・班長)、高橋(副幹事・班長)、内藤(公)(班長)、浅井(班長)、永井(アシスト・写真)、古谷一祐(アシスト・写真)
報告者:浅井記子