高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
高尾山の隠れた魅力、林道歩きを楽しむ!

2024年10月4日(金)
開催場所:JR相模湖駅~大垂水バス停~学習の道~大平林道~高尾林道~稲荷山コ-ス~高尾山頂(昼食)~富士道~1号路~ケーブル高尾山駅 (約7km)


前夜の雨が上がりJR相模湖駅から見る山肌には靄がかかっている。駅横の広場で開会式を終えて8時39分のバスに乗り込む。

大垂水峠で下車、学習の道入口の手前でまずはアサギマダラに遭遇、参加者から歓声が挙がる。

急坂を歩き始めてしばらくのところにアケボノソウがある。開花を楽しみしていた参加者もいたが残念ながらまだ蕾であった。

五差路からは道幅が広くてアップダウンもなく文字通りの林道歩きを楽しめる。しばらく歩くとうつむき加減のクサボタンが目を引く。

サンショウやミズヒキ、シロヨメナとユウガギク、キンミズヒキとヒメキンミズヒキ、タデ類の見分け方に参加者は聞き入る。

雨が途中から降りだしたが、クジャクシダ、コモチシダ、ウラジロなどのシダ類が一層映える。

アケビの実や10個ほどが頭上にぶら下がるキジョランの実、ツリバナやマユミの赤やピンクの実はこの季節ならではの光景である。

蛙やミミズをカメラで追う参加者もいた。

稲荷山コースに入るころには雨が上がり、濡れた木の階段に気を付けながら高尾山頂に到着。

昼食後はひんやりした中をカツラの甘い香りを感じながら富士道を下山、男坂の脇でツルニンジンを観察して、ケーブル高尾山駅に全員ケガもなく無事到着。

ようやく訪れた秋を感じる林道歩きとなった。

 


【参加者】21名

【スタッフ】班長:長谷川守、廣川妙子、中林和雄、入江克昌  アシスト:古谷一祐(幹事)、浅井記子  体験参加:遠山はな


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