1月21日(金) 都立桜修館中等教育学校
「高尾山 フィールドワーク」
開催場所:高尾山599ミュージアム前広場―稲荷山コース―6号路に迂回ー山頂ー3号路ーふじ道ー1号路ーリフト山上駅ーリフト山麓駅ー
清滝駅前広場ー599ミュージアム前広場
実施概要:コロナ禍で恒例のスキー教室が中止となり、その代替として高尾山登山を行う。自然観察を通して東京高尾山の豊かな自然を体感する
とともに、総合的な時間として自然体験を通してフィールドワークを学び学習の内容を深める。
参加者数:中学校2年生男子54人、女子85人 計139人、先生6人(担任の先生4名、副担任2人)
スタッフ:17名 総括:瀬川、講師:飯塚、伊藤(克)、臼井、小川、小勝、長谷川、高橋、谷井、丹野、内藤、中垣、丸山、三井(報告)、
安田、横井、吉原
凍てつく冬の青空の下、599ミュージアム前広場で生徒主導の開会式を行う。小勝さんの体全体を面白く動かす準備体操で体だけでなく、全体の雰囲気もやわらいだ。その後、班毎に自己紹介、注意事項等を行い出発。さすがに16班あると全てが出発するまでに時間を要す。
稲荷山コースは最初短い急登があり、気温も低く日影では凍結箇所もあったが、概ね予定どおりに進み、講師達は登山道の余裕ある場所で高尾山の歴史や樹木、登山道の景観等の説明を行いながら、稲荷山山頂に到着。稲荷山コースでは6号路からの道の出合から上は改良工事中で通行禁止のため、6号路に迂回して山頂を目指す。最後の沢の詰めでは所々凍結し岩が滑りやすく、滑る生徒もいて注意して通過した。その後、6号路の階段ではその数を数えたり、シリトリ等をしながら登り、ほぼ予定通りに高尾山頂に到着。そこで、班毎に昼食。
午後は高尾山山頂を順次班ごとに出発。3号路からふじ道、薬王院、浄心門、杉並木、男坂・女坂を経て、11丁目茶屋前で振り返りを行った。気温が低下し少し風も出てきたがリフトで下山。599ミュージアム前広場で閉会式を行い、予定時間より早い15時過ぎに解散した。
解散後、今日の総括を行い、「ふり返り」の結果や今日の成果や反省事項の意見交換を行った。生徒達は概ね静かで、講師の説明はよく聞いており、その理解も良かったとの感想が多く、また生徒からも楽しかった等の感想を聞くことができたとの報告が多く聞かれた。一方、このような大所帯のイベントでは、時間管理を正確にし、計画に大きく違わぬように行動を心がけることが大切との提言も反省点として出された。
写真左上:開会式前の風景 写真右下:閉会式の様子