８時３０分に京王線高尾山口駅に集合、中学１年生３名、同２年生８名、同３年生９名、高校１年生３名の計２３名を3班に分けて班ごとに出発。出発時には雨が少し降っていたが、事前の天気予報に従い、予定どおり９時のケーブルに乗車、高尾山駅で下車、班ごとに観察会がスタートしました。

１号路を経由して、ブナ、霞台、タコ杉等、自然観察を行いながら、浄心門から薬王院に入りました。その後、女坂から杉並木を経由して、四天王門から薬王院境内に入り、冨士道を通り、頂上へ。頂上ではまだ雨が降っていたので、足場の悪い4号路を下るのはやめて、1号路を下ることにしました。

１号路ではムササビの爪痕らしき木の樹皮を観察、富士浅間神社、階段、薬王院境内を通ってケーブル高尾山駅に向かいました。途中、四天王門手前の輪くぐりに生徒が興味を示し、それを行った生徒もいました。

雨も徐々に小雨になり、杉並木を下り、ケーブルの高尾山駅に着きました。生徒達は、丁度昼食前ということもあり、おいしそうに「天狗焼」を食べながらケーブルを待ました。高尾山口駅には正午少し前に到着、閉会式を行い解散しました。雨のため、４号路での下山は中止となり、また山の景色は楽しむことができませんでしたが、自然、植物の観察を通じて高尾山の豊かな自然の一端に触れることができました。