6月1日実施 田園調布学園土曜講座


【タイトル】 哺乳動物と野鳥の生き方を知る(多摩動物公園)

【場所】 多摩動物公園 令和6年61日(土)9301130

【参加者】 生徒20名(中学生15名 高校生5名)引率教師:1 保護者参観:2

【スタッフ】 藤原裕二(幹事)、高橋まり子、小泉明代(報告)

【実施概要】 園内で暮らしている日本と外国に棲むさまざまな動物たちを見学しました。動物は住む環境に応じた身体の仕組みを持って暮らしています。また、お互いに「食べるー食べられる」の関係が成り立っていることを実際の動物を見ながら学びました


広大な広さで有名な多摩動物公園で上記講座が行われました。前日が雨で心配していたお天気でしたが当日の朝は晴れて欠席者もなく無事に実施することができました。園内では広い放飼場でゆったりと過ごす動物たちの姿を観察できました。動物は山や森、草原や水辺など様々な自然環境に暮らしていて、その環境に応じた姿や身体の仕組みを持っています。お互いが「食べるー食べられる」の関係性でつながっていて、他の生き物を食べることで栄養を得て生きていることを食性や生態に着目しながら学びました。

 

ツキノワグマが木の葉を食べている所を観察したり、今年生まれた赤ん坊を抱くニホンザルでは「かわいい!」との声があがっていました。今回はアジアゾウをすぐ近くで観察ができアフリカゾウとの違いを学ぶことが出来ました。日本では絶滅してしまったニホンカワウソの話しを聞いてから、動物園のコツメカワウソが水中を泳いでいる姿を観察したり、同じように日本では絶滅してしまったニホンオオカミの解説と動物園のタイリクオオカミを見ることができました。他にはノウザギ、タヌキ、インドサイ、カモシカ、シフゾウ、オランウータン、レッサーパンダ等短い時間ながら観察して回りました。

 

ペットとして売買され野生動物が減少してる問題や世界の森林面積が減少し、生息環境が脅かされている話しなども行い野生動物たちの厳しい現状も知ってもらいました。自宅でペットを飼っていたり生き物が好きな生徒たちが多く集まってくれましたので、熱心に解説を聞きいてくれました。


カワウソ見学

クマ見学

ムフロン見学

ユキヒョウ見学