【タイトル】草笛体験講座
【開催場所】田園調布学園
【主催者】田園調布学園(協力:森林インストラクター東京会)
【実施概要】同学園の中学、高校生を対象に数種類の草笛作りを指導して皆で曲を演奏するまでが目標。
【参加者】20名
【スタッフ】講師:戸村二美男(主幹事)、林公康、熊木秀幸(報告
20名の生徒たちが3班に別れ、各講師の指導のもと草、笛作りに取り掛かる。最初はアズマネザサの稈を使っての竹笛。万力で固定した稈の先にカッターと木槌で隙間を開けそこにプラスチックのリードを差し込み折り目を作って出来上がり。口に含んで吹けば、ブーブーと威勢のいい音が教室のあちらこちらから。
次は葉巻笛。マテバシイの葉を葉先からぐるぐる巻いてゴムで締めてはい完成。音を出すコツは強めに吹くことかな。次はクヌギの殻斗笛作り。鱗片を紙やすりで削り取るだけで完成。でも両手親指の間から息を吹き込み音を出すのはちょっと試行錯誤が必要。最後はどんぐり笛とどんぐりピッコロ。マテバシイのどんぐりの中身を木ネジでほじくり出したのがどんぐり笛。それに穴を開けキブシを歌口用に接着しピーピーと音が出ればどんぐりピッコロの出来上がり。
数種類の笛の完成に結構時間がかかってしまい、皆で曲の演奏をする時間が無くちょっと残念でした。自分で作った草笛で音が出た時の生徒たちの笑顔、可愛いらしかったです。次回では時間内に演奏会ができるよう工夫改善をしたいと思っています。