緊急事態宣言に伴うFIT活動自粛の関連で、本年の「低山はいかい」は、6月以来
2度目の実施となった。午後からは少雨の予報であったが、降り出しが早まり、大垂水バス停から歩き始めてすぐにパラパラと来たので、雨具をつけてのハイキングとなった。
ノハラアザミ、タイアザミ、センブリの花などを観察しながら首都圏自然歩道を上り、小仏城山に到着する頃は、雨脚が強くなった。ほとんどの参加者は春見茶屋にてなめこ汁を食しながら、茶屋前の屋根の下で雨宿りの昼食となった。
小仏城山北東尾根を下山する計画であったが、滑りやすいこともあり、状況を見てエスケープルートの日影林道を下ることとした。雨脚は弱くなりほとんど止んでいたが、安全を優先した判断であった。歩き始めて10分ほどで高尾山頂を臨むことのできる場所があったが、峠を越える雲海に浮かぶ高尾山を見ることができた。珍しい光景に歓声があがった。神々しい景色に、なにかご褒美をもらったような気分を味わった。ヌルデの黄葉、ガマズミの赤い実に季節を感じることができた。
日影キャンプ場には、計画より小1時間ほど早く到着。振り返りと身支度を済ませて、日影バス停より帰路についた。雨には降られたが、久しぶりの「低山はいかい」に参加し、楽しい一日でした。ありがとうございました。(写真は日影沢キャンプ場で)