2025年2月低山はいかい
石老山で冬を楽しむ
(2025年2月26日(水)実施 天候:晴
【開催場所】神奈川県相模原市
実施概要:巨大な奇岩怪石を見ながら蛇木杉の顕鏡寺を経て石老山山頂(702m)へ。尾根伝いに歩いた先にある大明神展望台からは丹沢や富士山、南アルプスや高尾山などが一望できます。
春を思わせる暖かな日差しのもと相模湖駅に集合し、バスで登山口へ向かう。関東百名山の一峰、石老山は標高702m、神奈川県相模原市にあり、丹沢山地の北に位置する。
石老山での低山はいかいは十年ぶり。当時の幹事や参加者も含め総勢21名。石老山入口バス停から時計回りに中腹の顕鏡寺を経て山頂を踏み、大明神山を経由してぐるりと一周する距離6.8km、累積標高差約530mを賑やかに歩きました。天候に恵まれ展望台や山頂からは丹沢の山々や富士山、遠くは南アルプスが一望できました。
石老山は名に違わず山一体が大きな岩塊です。対する陣馬山などの隆起する関東山地から削り出され、フィリピン海プレートに乗って北上する丹沢と本州の間のトラフに堆積した砂礫が、丹沢やその後本州に衝突した伊豆半島の圧力で隆起してできた二次的な山です。実際に地層の中に丸い礫が多く混在していることに驚き、ダイナミックな地殻変動を窺い知ることができました。山道には「滝不動の岩」「屏風岩」「仁王岩」など礫岩から成る多くの巨岩奇岩が見られました。
顕鏡寺の入り口では、地面に露出した超極太の根が恰も大蛇が横たわっているかのように見えることから、「蛇木杉」と名付けられたスギの古木が堂々とした姿で出迎えてくれました。山中では、ダンコウバイの黄色い花がほころび始め、足元ではアオイスミレが咲き、春の兆しも感じることができました。
下り途中の大明神展望台からは、陣馬山から高尾山に至る山稜が相模川を挟んで鮮明に見えました。日本列島がユーラシア大陸の東端に在った時に海中に堆積し、太平洋プレートの沈み込みにより付加された大陸由来の砂岩と泥岩から主にする高尾山と関東山地由来の礫を主にする礫岩の山、石老山。近い場所にありながら、山の性質が異なることに思いをはせるうちに下山口へ。無事“はいかい”を終えることができました。
写真:健鏡寺山門前で・石老山山頂で
【スタッフ】中林(幹事)・飯塚・鈴木(幸)・室伏
【参加者】伊藤・上野・臼井・小野(梨)・加古・久保田・小勝・小早川・杉本・谷井・丹野・日比・平野・廣川・古谷・丸山・福山(報告)