高尾森林ふれあい推進センター協定イベント・森林インストラクター東京会実施
相模湖から小仏城山を経て高尾山頂へハイキング
2022年1月18日(火)
開催場所:JR相模湖駅ー小原宿本陣ー小原の郷ー千木良富士見茶屋ー小仏城山ー一丁平ーもみじ台ー高尾山頂ーケーブル高尾山駅
晴天の冬空が広がる相模湖駅前に参加者24名が集合し、全長10キロの健脚コースを歩きました。まずは小原宿本陣を目指します。甲州道中の宿場本陣として、神奈川県下で唯一現存する貴重な建造物です。案内者の説明に皆さん熱心に耳を傾けました。
城山への登山口である富士見茶屋前で身支度を整え、いよいよ約1時間半続く登りが始まりました。小休止のたびに見える富士山の美しい姿に癒されます。アブラチャンやクロモジなどの冬芽を観察し、「最後の登りです」という班長の言葉に励まされ、城山山頂に到着しました。東にスカイツリー、西に富士山を見ながら昼食をとり、12時半に出発。もみじ台北側では氷の華シモバシラを見ることができました。高尾山頂、薬王院を抜け、予定通り15時、全員無事に高尾山ケーブル駅前に到着しました。
当日寒さによる登山道の凍結に備えてアイゼンやロープの準備をしましたが、天候に恵まれ使わずにすみました。冬芽やシモバシラ、富士山の眺望、江戸時代の歴史の他、暗い針葉樹林、水源涵養林、皆伐地など多様な人工林の姿をご案内した今回のコース。アンケートには満足された旨の記載が多く見られました。
コロナの影響で2年ぶりの開催となった本イベント。主幹事としては、新人の親子自然観察会以来なんと5年ぶりに実施できたふれあいイベントとのことです。心に残る一日をありがとうございました。
参加者:24名
スタッフ:主幹事・班長:藤岡眞、班長:長谷川、小川、横井、古谷、アシスト:脇本(副幹事)、福山(報告)