高尾森林ふれあい推進センター協定イベント・森林インストラクター東京会実施

「春の健康ハイキング」〜北高尾の森で春を探そう〜

20223月9日(水)
開催場所:高尾駅北口-大久保バス停-パウロの森-滝ノ沢林道^坂当峠-杉ノ丸-黒ドッケ-夕やけ小やけふれあいの里


晴天に恵まれ、7時30分と早い集合時間であったが、参加者26名全員が遅刻者もなく、幸先の良いスタートとなった。大久保バス停から聖パウロ学園に行く途中の熊野神社境内で開会式を行い、パウロの森を歩く。今年は春の訪れが遅いせいか、ダンコウバイやウグイスカグラ、シュンランなどの春を告げる花が見られなかったが、冬芽の話やスギ・ヒノキの植林の話など、各班長がそれぞれの話題を提供していた。参加者はその説明に聴きいり、特に、コンテリクラマゴケ、マツグミ、フサザクラ、ハナイカダ、カントウカンアオイ、トリカブトなどの話題に興味を示していた。

滝ノ沢林道は1週間前の下見時には日影に残雪があり、凍結個所が見られたが、当日はほぼ雪が解けて問題なく歩けた。パウロの森の広場からゴールの夕やけ小やけのふれあいの里まで、このコースにはその間お手洗いがない。そのため、参加者に先駆けて昼食ポイント付近の樹間にシートを張り、簡易トイレを設置した。

 

板当峠から昼食ポイント、杉ノ丸、黒ドッケにかけては登り下りが連続し、遅れる人や途中リタイヤする人が出ないかが心配されたが、とても順調でケガもなく定刻に夕やけ小やけのふれあいの里に着いた。今回のコースは、「早春の山歩きとても楽かった」、「自然観察と山歩きが良い感じで両方とも満たされ楽しめた」、「北高尾は初めてなのでとても新鮮で歩きがいがあった」など参加者達のとても楽しんだ感想を頂いた。写真:上段 開会式の一齣と下段 クロモジの冬芽


参加者:26

スタッフ:脇本(幹事・班長)、入江(副幹事・班長)、臼井(班長)、小川(班長)、中林(班長)、飯塚(アシスト)、久保(アシスト)

報告者久保吉己(元樹会)