高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
「セッコクと初夏の草花を訪ねて」
2022年5月31日(火)
開催場所:ふれあい推進センター~6号路~高尾山頂~富士道~1号路~ケーブル清滝駅
前週、大雨にもめげず下見を敢行した本イベント、実施当日も朝はまだ雨模様だったため当日キャンセルが相次ぎ、精鋭24名での実施となりました。急遽599ミュージアムの屋内をお借りして開会式をすませた頃には天候も回復。清滝駅内の栽培セッコクは横目で見る程度でがまん、6号路に向かいます。群生するウワバミソウは地味ながら意外に目を惹き、ああ、ミズナね、食べたことある、の声も。ウリノキが咲き始め、ユキノシタは今盛り、マタタビの葉は白くなっています。クジャクシダ、ジュウモンジシダ、リョウメンシダその他シダ諸々。
琵琶滝を過ぎてしばらくするといよいよ本日の主役の登場。初めて見るという方も多く、へー、あんな高いところにねー、すごいわ、となかなかの盛り上がりです。これは、教えてもらわないと気づきませんよね、とうれしいお言葉。普通なら混み合うはずの6号路もこの日は人が少なく、ゆったりとセッコクを堪能したのでした。その後の道筋でも見頃を迎えたイナモリソウ、ホシザキイナモリソウ、サイハイラン、ウメガサソウ、オカタツナミソウなどが程よい頻度で現れ、飽きさせません。
復路の1号路でも随所に見事なセッコクが相次ぎ、首が痛い、間近で見たい、スギがかわいそうなど議論百出でまた盛り上がります。仕上げは振り出し清滝駅のセッコク。はるか樹上に見えていたのはこれだったんだ。あらためてじっくりとご覧になり、みなさん笑顔でお帰りいただきました。
【参加者】24名
【スタッフ】主幹事:藤岡 班長:藤岡、古谷、長谷川、中林(報告) アシスト:横井、脇本、鈴木(幸)