高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
「高尾山の隠れた魅力 林道歩きを楽しむ!」
2022年10月14日(金)
開催場所:大垂水峠〜高尾林道〜稲荷山コース四叉路〜高尾山頂〜富士道〜薬王院〜1号路〜ケーブル清滝駅前
前日の天気予報曇りを期待していたが、朝から小雨のスタートとなった。JR相模湖駅券売機前のスペースをお借りして開会式、体操と安全注意を済ませてバスに乗り込む。
大垂水バス停で下車、20分程で林道に出る。そこではツリフネソウ、キンミズヒキ、アキノタムラソウ、ノコンギク、シロヨメナ、アズマヤマアザミ、ボントクタデにハナタデ等々秋の花々が迎えてくれる。雨に濡れたゲジゲジシダ、ウラジロ、リョウメンシダ、ジャゴケが美しい。沢の近くではキチジョウソウを観察、きれいなピンク色に目を留める。レモンエゴマやマツカゼソウ、サンショウ、センブリ等五感を使った観察も楽しんだ。ふれあい館上で休憩、すぐ横にアキノウナギツカミとミゾソバ、その先はしばらくクジャクシダが続く。稲荷山コースに出る手前でキジョランの実を観察、長い木の歩道を経て山頂へ。幸い雨はやんでいる。
昼食を摂って富士道経由で薬王院へ。浄心門に向かう途中、アザミの周りを飛び交うアサギマダラに遭遇、暫し参加者はカメラを向けて幸運なひと時に浸る。
十一丁目茶屋で休憩の後、1号路へ。まだたくさんの実をつけているブナやカシ類の観察をしながら下山、予定通りの時間にケーブル清滝駅に無事到着。
一旦止んだ雨が降り出したが、雨ならではの出会いがあった。ヒキガエル、ミミズを探り当てて一瞬のうちにとびかかったクガビル、そしてサワガニ。嬉々としてカメラを向ける男性参加者もいた。急なアップダウンがなくタイトル通りの「林道歩き」を楽しんだ一日だった。
【参加者】21名
【スタッフ】幹事:古谷一祐(主)、加藤勝康(副) 班長:古谷一祐、長谷川守、入江克昌、丸山正
アシスト:加藤勝康、浅井記子(報告)
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