高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
高尾山 秋の親子自然観察会

〜森の中で色や形・音を楽しもう〜

2022年10月23日(日)
開催場所:森林ふれあい推進センター〜清滝駅〜稲荷山コース〜稲荷山展望台〜高尾山頂(昼食)

          〜富士道〜薬王院〜林野庁慰霊碑前


陽だまりの暖かさが心地よい絶好のハイキング日和となった秋の親子自然観察会!おかげで参加者の集まりも早く、開会式はスケジュールを前倒して始まった。スタッフの紹介、コース説明、安全注意、準備体操、班ごとのアイスブレキングを終えて、ワクワク感いっぱいの子供たちに引っ張られるように各班がスタートした。

 

カエデが色づき始めた清滝駅前は、大変な人混み!迷子を出さないように副班長に緊張感が走る中、5班編成の26名が稲荷山コースで山頂を目指す。稲荷山の展望台までは、登山道も狭く渋滞気味の中、ベテラン揃いの班長は、子どもの興味を引くような話題をふりまき、息を切らしながらも元気な会話のやり取りが聞こえてくる。

 

稲荷山から先は登山道も広くなり、自然観察も頻繁に行われるようになった。ナラ枯病の発生するメカニズムやカヤとモミの手の感触による見分け方、クロモジ3兄弟の匂いなど五感を使った盛りだくさんの観察、幸運にもアサキマダラにも遭遇、子供たちの目も一気に輝きを増した。班長・スタッフの協力でスケジュール通りの落ち着いた観察会が続いた。

 

山頂には、ほぼ全班が時間通りに到着。山頂の混雑ぶりは予想以上で昼食場所を探すのにひと苦労したが、午後の集合時間までには全員が集合。人数確認の後、班ごとに順次出発、富士道を下る。途中、カンアオイの奇妙な花を見て驚く、臭いで虫を誘う植物の知恵にも関心を示した。薬王院のムササビの巣穴を観察しながら、林野庁の慰霊碑前広場に無事到着する。

 

 

閉会式では、班ごとに子供達から感想を発表してもらった。自信満々の子供や恥ずかしそうに話す子もいたが、どの子も山に登った達成感に包まれ、「楽しかった!」の言葉に自信が感じられた。怪我や事故もなく、無事、親子自然観察会を終えることができた。

 


【参加者】26

【スタッフ】班長:鍛冶、内藤、丸山、清水、藤岡  副班長:平岩、田中、桒原、長岡、大西

      主幹事・報告:早川  アシスト:脇本(安全)、芝原(写真)、室伏、田中(清)(旗持)、氏家(記録)

      FIT:脇本、三井、古谷


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