高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
「もう一つの高尾・南高尾山稜を訪ねる」
2022年12月8日(木)
開催場所:大垂水峠-関東ふれあいの道(湖のみち)〔西山峠-三沢峠-梅の木平〕-高尾森林ふれあい推進センター
綺麗な晩秋の青空が広がり、参加者36名5班体制で出発。大垂水峠までバスで高度を稼いだので、さほど急な登り下りはなく、静かな南高尾の山稜をゆっくり歩きます。
大洞山、西山峠を経て、三沢峠へ---。
足元には沢山の落ち葉、右手の神奈川県側には木々の間から津久井湖や富士山が見渡せ、道の両側には観察に事欠かない豊富な植物。
長丁場ですが、実や冬芽の小さな出会いや鮮やかな紅葉が飽きさせず歩みは軽快です。
三沢峠から梅ノ木平に下る途中には見事なツチアケビの実に遭遇。
その後20号線沿いに現れたのはキジョランの実で、あの白髪の種がまさに飛び出そうとしているところでした。
スタートしてから約5時間半、高尾森林ふれあい推進センターに無事到着。
沢山の準備をして迎えた本番、きっと参加者さんには楽しい晩秋の一日を過ごして頂けたと思います。
〔出会った植物〕
実:コクサギ、ムラサキシキブ、ヤブムラサキ、ヤブラン、ミヤマフユイチゴ、ヤマホオズキ、ゴンズイ、タラノキ、
クロウメモドキ、ツチアケビ、キジョラン等
冬芽:シラキ、ツノハシバミ等
紅葉・黄葉:ガクウツギ、マルバウツギ、クズ、カマツカ、ヤマコウバシ、ハリギリ、アカメガシワ、クサギ、シロモジ、
イロハモミジ、イタヤカエデ等
【参加者】36名
【スタッフ】主幹事:篠原直樹 副幹事:長谷川守 班長:長谷川守、臼井治子、宮崎精励、鍛冶健二郎、中林和雄
アシスト:篠原直樹、鈴木幸代(報告)
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