高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
相模湖から小仏城山を経て高尾山頂へハイキング(健脚向け)
2023年1月24日(火)
開催場所:JR中央線相模湖駅~甲州街道~小原の郷~小仏城山~一丁平~高尾山頂~ケーブルカー高尾山駅
十年に一度の寒波到来のニュースに直前のキャンセルが相次ぎ、参加者15名3班体制での実施となりました。相模湖駅前をスタートしたころは時折雨がぱらつく曇り空でしたが、予報どおり正午前には天気が回復し、青空も見え始めました。富士山こそ見えませんでしたが、風もなく快適な冬山ハイキングを楽しみました。
甲州街道沿いをしばらく進むと左手に小原宿本陣が現れました。大名が泊まる宿として神奈川県で唯一現存する貴重な建造物を皆さんは興味深そうに見学されていました。美女谷の地名の由来とも言われる照手姫の伝説が残る底沢を過ぎ、千木良から城山を経て高尾山頂を目指しました。
ヌルデ、クマノミズキ、フサザクラ、ホオノキなど特徴ある冬芽を通して植物の冬越しの戦略を感じていただきました。ナポレオンハットを被ったリョウブの芽鱗は大人気でした。また明るい落葉広葉樹林、スギやヒノキの針葉樹林、皆伐地などを歩きながら森林の持つ多面的機能についてもお話しをしました。
アンケートからは「クロモジやダンコウバイの冬芽の見分け方を知った」「天気に恵まれ良い一日でした」など楽しんでいただけた様子を知ることが出来ました。天候を気にしながらもご参加くださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
【参加者】15名
【スタッフ】主幹事:藤岡眞 班長:長谷川守、古谷一祐、福山容子(報告)
アシスト:横井行男、脇本和幸(副幹事) 体験参加:氏家清高
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