高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
カタクリ・シュンラン・ベニシダレザクラを訪ねる春風ハイキング
2023年3月24日(金)
開催場所:高尾森林ふれあい推進センター~梅の木平〜南高尾尾根道〜高楽寺〜JR高尾駅南口
少し前までの天気予報では雨の予報だったが、当日は曇天で気温は20℃超えの初夏の陽気になった。高尾ふれあい推進センター前に集合して、久保所長の挨拶、コース説明、安全注意、準備体操を行った。599ミュージアムでトイレを済ませて出発。
案内川沿いはアブラチャンの花が咲き、コクサギやオニグルミの新芽が芽吹いており、ヒガラの囀りが春の賑わいを引き立てていた。
梅の木平ではサンシュユ、トウゴクミツバツツジ、ウグイスカグラが花盛りである。下見の時はほとんど咲いてなかったカタクリは、1週間でたくさんの花が咲き見応えがあった。
枯れた案内川の支流を遡るとカンヒザクラが満開。アオイスミレ、ニリンソウ、ユリワサビ、ミヤマカタバミ、ヤマネコノメソウ、ヨゴレネコノメが元気に花を咲かせている。
三地蔵からの登山口であらためて安全注意を行い、急登の坂道を登って行くとあちこちにナガバノスミレサイシンが見られる。痩せた尾根道を歩き、ヒサカキやキブシの花を観察。
昼食後は足元に次々と現れるシュンランを観察。ニオイタチツボスミレを見つけると腰を屈めてかすかな香りを探りたくなる。
尾根道を下り終わると雨が落ちてきた。住宅地を歩いて高楽寺に到着。下見の時はほころんでいなかったベニシダレザクラが満開である。雨で散り始めていたが十二分に見応えがあった。高楽寺で解散。JR高尾駅まで歩いて各々帰路に着いた。
【参加者】27名
【スタッフ】主幹事:小勝眞佐枝 副幹事:高橋喜蔵 班長:小勝眞佐枝、内藤公雄、浅井記子、高橋喜蔵
アシスト:古谷一祐(報告)、室伏憲治