高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
氷の華「シモバシラ」と富士山の展望を楽しむハイキング
2024年1月9日(火)
開催場所:高尾森林ふれあい推進センター前~ケーブルカー清滝駅~高尾山駅~高尾山山頂~
もみじ台北側巻き道~一丁平~富士見園地~薬王院~高尾山駅近くの広場
朝のTAKAO599前の気温はマイナス3度。天候は快晴。8時より開会式、参加者全員の写真撮影終了後、本日は期待ができそう‥と5班に分かれた観察会がいよいよ開始。初めに599前にできた氷の華=シモバシラを観察し、これを探しに高尾山に行きましょうと、8時45分発のケーブルカーに乗車し、いざ出発!
高尾山駅で下車し、班ごとに準備体操、行程の説明を行い、一丁平に向けて歩き始めました。
シモバシラは早速、薬王院参道の女坂で発見、シモバシラのでき方と特徴をここでお話し、その後、豪華トイレの手前の道、もみじ台北側巻き道、一丁平展望台付近の巻き道と多くの場所で確認することができました。人通りの少ない山道では参加者が“あそこにもある、ここにもある、こちらの方がきれいだ”等、自分たちで発見することが楽しい様子で、皆様笑顔でシモバシラを観察していらっしゃいました。
また、空気が澄んでいて眺望も素晴らしく、薬王院山門をくぐった後の南側展望場所からの江ノ島、高尾山頂上及び一丁平展望台からの富士山、蛭ヶ岳、大山、遠くは南アルプスまで見え、高尾山からのこんなに素晴らしいい眺望は初めてと参加者は感激されていました。
観察できた主な植物は、ジャノヒゲ、ハダカホオズキ、カヤラン、サザンカ、ユズ、キジョラン、カンアオイ、シロミノマンリョウ、ヤブコウジ、ミヤマシキミ、ミヤマフユイチゴ、ゴンズイ、ツルリンドウ、センブリ等でした。
各班長はシモバシラが見つけられなかった時のためのトーク&ツールをそれぞれ準備してガイドに臨んだため、振り返り時、参加者からは天候も恵まれて、“シモバシラと素晴らしい富士に大変に満足しました”との感想に加え、“花がない冬でもこんなにも楽しく高尾山を歩くことができるのですね。”と班長達の案内に対し、参加して良かったとのご意見を多くいただきました。
【参加者】37名
【スタッフ】主幹事:室伏憲治 班長:小川和恵、熊木秀幸、三井大造、濱田明彦(報告) アシスト:鍛冶健二郎 萩原卓(体験参加)
▼写真をクリックすると拡大します