高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
相模湖から小仏城山を経て高尾山頂へ真冬のハイキング(健脚向け)
2024年1月23日(火)
開催場所:JR中央線相模湖駅~甲州街道~小原の郷~小仏城山~一丁平~高尾山山頂~ケーブルカー高尾山駅
寒さが緩み穏やかな冬空のもと、相模湖駅前に20名の参加者が集合。4班体制で江戸時代の歴史や冬芽を見ながらハイキングを楽しみました。
甲州街道を東京方面へ進み、宿場町の風情が残る小原の街並みを過ぎると、左手にひときわ立派な門構えが現れます。小原宿本陣です。大名が泊まる宿として神奈川県で唯一現存する貴重な建造物を班長の説明に耳を傾けながら皆さんは興味深そうに見学されていました。
その後、歌舞伎の演目にもなった照手姫伝説が残る底沢を通り、千木良の富士見茶屋前から城山山頂を目指して登り始めました。
クスノキ科三兄弟やホオノキの冬芽。オニグルミやカラスザンショウなどユニークな形の葉痕を観察しました。「花のないこの時期、冬芽を観察することで春が待ち遠しくなりました」との嬉しい声も聞かれました。また薪炭林、保安林、皆伐地を実際に見ながら、森林のもつ多様な役割りについてもお話しをしました。
雪化粧をした富士山が山頂だけでなく尾根や木立の間から何度も見られたことも、参加者の皆さんの気持ちを明るく後押ししてくれたようです。天候に恵まれ参加者、スタッフともに楽しくイベントを終了することができました。
【参加者】20名
【スタッフ】主幹事:藤岡眞 班長:古谷一祐、中林和雄、氏家清高、福山容子(報告) アシスト:藤岡眞、横井行男