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第162回「高尾山GREEN CLEAN作戦」    2024年12月7日(土)晴れ

1219写真掲載1218報告掲載20240712予定掲載

集合写真:小仏関所跡の公園で、出発前に撮影
集合写真:小仏関所跡の公園で、出発前に撮影

 森林インストラクター東京会の社会貢献活動の一環として、毎月第一土曜日に森林インストラクターと一緒に高尾山に登り、山頂や登山道のゴミ拾いを行うボランティア活動「高尾山GREEN CLEAN作戦」の第162回を12/7(土)に「蛇滝~吊り橋コース」で実施しました。

  

 前日までは、12月にしてはポカポカ陽気でしたが、実施日土曜日からは平年並みの気温になり冷え込みました。加えて当日コースは、日影の多い道筋、コース小仏川沿いをへて蛇滝へ向かう沢沿いの急な登りそして、蛇滝以降九十九折のコース、そして、いつものもみじ台と頂上へは行かない行程でした。

 

①集合:高尾駅北口に集合して、高尾駅から小仏行きのバスに乗車、「関所跡」の公園にて開会式。あと2~3月後に咲くだろう、ウメの冬芽を見ながら、5班+「もっときれいにし隊」の編成にて本日の行動スタート。

 

早速、観察が始まりました。梅の小枝に鳥が止まっています。ウグイスではなくジョウビタキでした。 

小仏川の橋を渡る:もみじに彩られた小仏川遊歩道
小仏川の橋を渡る:もみじに彩られた小仏川遊歩道

②小仏川沿い:圏央道直下「高尾梅の郷の広場」まで川沿いの道をたどり、すっかり冬の装い、コクサギ・ミツバウツギ・フユイチゴなどの果実を観察し、私達第3班は高尾梅郷の天神様をお参りしてきました。

 

③蛇滝へ:特養ホーム脇の急な車道を蛇滝へ一路、千代田神社の由来を説明したところ、参加者からの要望で「千代田神社」へ参拝し、逆光のイロハモミジの紅葉を愛でながら蛇滝へ向かいました。アズマヤマアザミ、スズメウリなどの残骸を見ました。

 

④九十九折:沢沿いに、これから成長してくるハナネコノメ、イワタバコを認め、ツルギキョウの鮮やかな紫色の液果を見ました。ツルギキョウの液果は「蔓性ゆえのさく果ではなく液果」になり鳥にアピールしているのでは、との説に妙に納得しました。

 

⑤慰霊塔広場での昼食:急な九十九折を経て、鮮やかな紅葉のメグスリノキのある十一丁目茶屋付近に出て、慰霊塔広場へ行き、そこで昼食を摂り、気温も低いのでそこそこの時間でゴミ拾いの午後の行動へ移行しました。 

有喜苑(仏舎利塔)のモミジ
有喜苑(仏舎利塔)のモミジ
ゴミの分別:拾い集めたゴミを可燃物と不燃物に分けます
ゴミの分別:拾い集めたゴミを可燃物と不燃物に分けます

⑥ゴミ拾い:下山へ

今回は、もみじ祭り開催中の時期なので、頂上付近は混んでいるため頂上は行かず、またイロハモミジの紅葉を見るため仏舎利塔をめざし、紅、橙、黄またそのグラデーションを堪能しつつ1号路へたどりました。

十一丁目茶屋経由、我が班は全員歩いて1号路を下りて、無時、白く香っている花が満開のヒイラギそばの「清滝前広場」へ到着しました。

 

⑦拾い集めたゴミ;可燃ゴミ45リットルで1袋、不燃ゴミ(びんかんペットボトル)20リットル1袋

 


開催場所:蛇滝~吊り橋コース【短縮版】

  〔高尾駅北口=バス=駒木野バス停~小仏川遊歩道~高尾梅の郷公園~蛇滝~十一丁目茶屋前~慰霊碑広場~有喜苑~1号路~清滝前広場〕

参加者:38名 〔一般30名、FIT・友の会会員8名〕

スタッフ:熊木、中林、廣川、藤岡、古谷〔班長〕、久保〔もっときれいにし隊〕、サポート西出〔安全〕、福山〔時間管理〕、槙田〔写真〕

報 告:池田良知    

 

次回、第163回「高尾山GREEN CLEAN作戦」、2025年 1月 5日(日)カツラ林コース:高尾森林ふれあい推進センター~病院道~2号路~3号路~5号路~もみじ台~高尾山頂~1号路~清滝前広場、高尾森林ふれあい推進センター 8:30集合です。


フォトギャラリー1:開会式と午前中の自然観察 【写真をクリックすると拡大し解説が表示されます】

フォトギャラリー2:午後のゴミ拾い 【写真をクリックすると拡大し解説が表示されます】

フォトギャラリー3:自然と景色 【写真をクリックすると拡大し解説が表示されます】