高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
魅力満載・冬の高尾山を歩く

2025年2月4日(火)
開催場所:JR相模湖駅~大垂水峠~小仏城山山頂~小仏峠~景信山山頂~宝珠寺~小仏バス停


JR相模湖駅前から大垂水峠方面行きのバスに乗車。

 

立春を過ぎた今日は、春の息吹を感じるような陽気で、前日に主幹事が降雪の影響等を踏査していただいていたので、安心して大垂水峠から小仏城山に向けて登り始めました。

 

途上でホオノキの倒木があり、その冬芽は超大型で葉痕は輪状に集合していることが眼前で観察出来ました。この辺りの山林は、ヒノキやスギの間伐材の処置の仕方から、水源涵養や防災林の役目が多い印象を受けました。

 

小仏峠は、江戸時代の五街道の一つの「甲州道中」で現在の国道20号線の旧道にあり、この街道の難所として知られた小仏峠は標高548メートル、武蔵野国と相模国を結ぶ国境の峠であった。その名は一寸八分の小さな仏像が峠に安置されていたことが由来といわれており、明治天皇の聖蹟碑と三条実美の歌碑もあることからも往時が偲ばれます。

 

景信山(標高727㍍)は東京都と神奈川県の境界にある山で、山頂付近は前日迄の薄雪が残り一部泥濘状態でしたが、雪景色の富士山と東京都心の雄大な眺望を堪能しました。

 

その後、景信山から小仏バス停への下りは思ったほど積雪の影響は無く、小仏バス停手前の宝珠寺まで順調に下山し、班毎に振り返り、整理体操を行いました。

 

今回の行程で、ある班長はヘルスツーリズムから学ばれた登坂での歩き方や卓球のボールを利用した整理体操を実践していたことが印象的でした。

 

次回は春の花芽の時期にまた訪れたいという思いを抱いて、全員無事に小仏バス停でバスに乗車しました。


【参加者】26名

【スタッフ】主幹事:三井大造  副幹事:室伏憲治  班長:長谷川守、中林和雄、篠原直樹、三井大造  アシスト:田中清子、室伏憲治(報告)


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