高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
カタクリ・シュンラン・ベニシダレザクラを訪ねる春風ハイキング

2025年3月21日(金)
開催場所:高尾森林ふれあい推進センター~カタクリ群生地~南高尾尾根~実践学園高尾校~髙楽寺~JR高尾駅


今年は春の花の開花がとても遅く、一週間前に下見をした時には、表題に掲げている3種の花が全く咲いていませんでした。

 

スタッフ全員が頭を抱えましたが、主幹事から参加者に「開花が遅れていて花が期待できないこと」と加えて「尾根道はアップダウンがあり、十分注意して歩くこと」などをご連絡しました。予想に反し、思ったほどのキャンセルもなく、「自然相手のことだから仕方ない」との内容の返信が多くあったそうです。

 

高尾森林ふれあい推進センター所長の挨拶のあと、いざ出発しましたが、やはりカタクリは多くの蕾は見られたものの、開花している株はゼロ。尾根道のシュンランはたくさんの株と蕾を発見しましたが、開きかけの花が2つほど、最後のベニシダレザクラに至っては蕾も固く、参加者から「あら~まあ~」というため息が・・・。

 

けれども、アズマイチゲ、ユリワサビ、アオイスミレ、フサザクラ、アブラチャン、ダンコウバイ、キブシ、ヒサカキなどの花は観察でき、アオキの赤い実が陽に当たってきらきら光りとてもきれいでした。

 

お天気には恵まれ、爽やかな春風に吹かれながら、無事ハイキングは終了しました。


【参加者】35名

【スタッフ】主幹事:熊木秀幸  副幹事:小勝眞佐枝(報告)  班長:熊木秀幸、室伏憲治、加古明子、小勝眞佐枝  アシスト:吉田昇、三井大造