高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
森林インストラクターと歩く
「高尾山 春の親子自然観察会」
2025年3月23日(日)
開催場所:高尾森林ふれあい推進センター前〜清滝駅〜6号路(琵琶滝コース)〜高尾山山頂(昼食)〜富士道〜林野庁慰霊碑前広場
数日前に季節外れの雪も降り天候を心配していたが、本番は春の訪れを感じられる自然観察に適した日となった。
暖かな日差しの中、和やかな雰囲気で開会式を実施。「アサギマダラ体操」で楽しく身体を動かし、心も体も準備万端!動植物とのすばらしい出会いを期待して出発した。
「春を探しに出かけよう!森の中で見つける季節のひみつ」をテーマに、琵琶滝コースを進んだ。
暖かくなり二度寝から起きてきたヤマアカガエル、春の息吹を感じさせるダンコウバイのさわやかな香り、タチツボスミレの可憐でありながら凛とした花、などが私たちを迎えてくれて、まるで春の訪れを私たちに教えてくれているようであった。
班長からは、子どもが興味を持つよう五感を刺激するような説明を実施。
参加者の皆さんは、シホウチクが思ったよりも四角で驚いたり、カエルにそっと触れてみたり、アサギマダラの幼虫がいないかキジョランの葉裏を覗いたりと、自然を体感していた。クロモジの匂いをかいだ時に、子どもから「ショウガのにおいがする!」と言われ、子どもの感性にも驚かされた。
山頂での楽しい昼食のあと、午後に高尾山の自然や名所を見つける”ビンゴ”を実施している班もあり、子ども同士で仲良く探しているのがほほえましい。最後のピースを見つけた時の笑顔と歓声は、保護者、スタッフとも一日の疲れが吹き飛んだと思う。
閉会式で参加者から「珍しいものがたくさん見れて面白かった!」などの感想を多くいただいた。今回のイベントで、ますます自然が好きになっていただけたらうれしく思う。
【参加者】31名(大人15名、子ども16名)
【スタッフ】班長:萩原卓、鈴木歩、西出幸子、吉田昇、飯塚義則 主幹事:酒井美江 副幹事:松井紀尚 連絡係:遠山はな キブシ会:小澤祐司、小高野土香、齋藤均、坂井晋平、志村久寿、関﨑宜史、中村緑、舩山亜希、森和子、森栄、山﨑伊織 むくの会:齊藤英希、栗原拓海 事業部会:脇本和幸 FIT会長:小菅智彦
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