11月12日(金)実施 「実践学園高等学校 高尾山自然観察講座」
【場所】清滝駅~稲荷山~高尾山頂~薬王院~十一丁目茶屋~琵琶滝~清滝駅
【実施概要】高尾山の特色ある自然、歴史を知り、また山の歩き方やマナーも学ぶ。
【参加人数】実践学園スポーツサイエンスコース高校1年生85名(3名欠席)教諭5名
【スタッフ】高橋喜蔵(主幹事)、宮入、長谷川、谷井、仲田、高橋、吉原、小川(里花)、丹野、小勝
【報告者】小勝眞佐枝
当初6月に予定していたこの講座ですが、コロナ禍のため昨年同様11月に延期されての実施となりました。
お揃いのジャージ姿でやってきたスポーツサイエンスコースの生徒さんたちは全員男子で、開会式の講師紹介や安全注意、準備体操でもすべて拍手が起きる乗りの良さで、この日の登山を楽しみにしている様子でした。ふだん野球やサッカーで体を鍛えているのに使う筋肉が違うのか、稲荷山まで登った時点でかなり疲れている感じでしたが、筑波山、スカイツリーまで見える景色に歓声をあげていました。
コロナで行事が延期になったのか、この日は少なくとも10団体くらいが頂上を目指していたようです。もちろん頂上は大混雑でしたが、すこし雲をまとった富士山がバッチリ見えました。「疲れているときは声を出すといいよ」と言ったら、上りも下りもずーっと歌をうたっていた子もいました。また、スマホのボイスメモでメモを取っている子もいて「高尾山のブナは江戸時代の小氷期の生き残り」などと吹き込んでいました。
閉会式で生徒代表の子が「来年僕たちは富士登山をする予定ですが、その前にとてもいい経験ができました。」とお礼を言ってくれました。元気に歌をうたいながら、富士登山を楽しんでいる彼らの姿が目に浮かびました。
高尾山登山道での観察の様子