2023年6月23日(金)実施実践学園高等学校1年生スポーツサイエンスコース 高尾山自然観察講座
【開催場所】 高尾山:ケーブルカー清滝駅前~稲荷山~高尾山頂上(昼食)~薬王院~男坂~十一丁目茶屋~(琵琶滝経由)ケーブルカー清滝駅前
【主催者】実践学園高等学校、案内/森林インストラクター東京会(FIT)
【実施概要】高尾山の自然・歴史などを知り、高尾山を理解し身近に感じられるようにする。
【参加者】実践学園高等学校スポーツサイエンスコース1年生69名(他に教諭4名)
【スタッフ】小勝眞佐枝(主幹事)、高橋(副幹事)、長谷川、吉原、浅井)、村上、安田、廣川、室伏(報告)
ケーブルカー清滝駅前の広場で開会式、8班に分かれて出発。事前に学校側から「高尾山校外授業のしおり」が配られていたので、そこに記載された樹木等について実物を前にしての解説を行った。稲荷山コースは、6月末まで枯損木等の伐採中で、注意しながらの登りでしたが、一部木製階段も出来たことでぬかるみや木の根っこにさほど苦労することなく、この時期としてはだいぶ登りやすくなっていた。
行程での観察ポイントとしては、清滝前のモリアオガエルの卵塊、ホオノキの葉、アブラチャンの実とカヤの実の香り、カヤとモミ、ヒノキとスギ、ブナとイヌブナの違い、薬王院についての説明など。特に私の班は全員サッカー部員で、生徒達は健脚祈願のお堂である「神変堂」では熱心に祈願していた。また、コース内では特に十一丁目茶屋から琵琶滝への下り道は足場も良くなく注意を要し、自然観察はせずに下山することに集中し、結果、無事に下山できました。生徒たちは来年富士登山を予定しているとのことで、当日は、一面の曇り空のため高尾山頂上の見晴台からは、富士山を眺望できなかったが、今回の登山体験を是非活かしてもらえたらと思う。