2024年6月23日(日)実施 コカ・コーラ ボトラーズ ジャパン・グループ(E)労働組合の環境保全活動支援


【実施場所】高尾山:高尾山口駅前~6号路~琵琶滝~大山橋~高尾山頂上(昼食)~富士道~薬王院~浄心門~1号路~清滝駅広場)

【主催者】コカ・コーラボトラーズジャパングループEast労働組合 (協力:森林インストラクター東京会)

【実施概要】企業の社会的貢献活動として同社労働組合様が主催し、組合員様、御家族様を対象に高尾山の自然に親しみ、価値を共有し、

  環境保全の一環としてゴミ拾い登山を実施。

【参加者】コカ・コーラボトラーズグループEast労働組合9名(組合役員5名(応募参加者13名予定も当日の降雨により9名キャンセル)

【スタッフ】幹事:熊木秀幸、副幹事兼講師:中林和雄、講師:長谷川守、内藤公雄、アシスト:吉田昇(報告)


小雨の中、全員が合羽着用し両親とともに中学1年と小学2年の姉弟も元気に出発した。参加者にニガキの葉の苦味、クサギの葉の匂い等五感で植物を感じてもらう。シダ類の中で簡単な十文字シダ、両面シダ、ゲジゲジシダの説明をする。琵琶滝ではホラ貝を吹く修験者達に出会い、皆、興味深々である。

 

道に散ったマタタビやテイカカズラの小さな白い花を見つけては、上を見上げそれぞれの樹木を探す。同じ仲間のイタヤカエデ、ミツデカエデ、チドリノキを目の前にして各々の違いを聞く。大山橋を過ぎた辺りで長さ15cm程のヒルを見て姉弟が驚いて後退りする。講師は大丈夫、これはクガビルといって人間の血は吸わないよ。それを聞いて近寄る。クガビルはミミズを食べるんだ。雨が降り地中で呼吸ができなくなったミミズが地上に出てきたところを狙うんだ。その辺にミミズがいるはずだよ。その時クガビルが素早く動き、見つけたミミズを一気に吞み込んだ。講師の話を目の辺りに体験し、衝撃的な出来事となった。

 

予定より早く山頂に到着し昼食をとる。午後から高尾山の成り立ちについて説明をする。高尾山は暖温帯と冷温帯が接している為、植物が約1600種と非常に多い事を理解する。次はゴミ拾いだ。富士道経由で一号路をゴミ拾いしながら下山する。姉弟も元気だ。競ってゴミを探して見つけたら得意顔だ。本日の成果は可燃物1袋(45L)、不燃物1袋であった。振り返りの後、講師の一人が作った鉛筆ブローチなどのクラフトを、参加者全員にプレゼントした。