【タイトル】私たちと森林〜草木染の毛糸でミサンガ作り〜
【場所】田園調布学園校舎(美術室)
【実施概要】中高生を対象に草木染の毛糸を使ったミサンガ(斜め編み、平結び)作りの実体験
【参加者】田園調布学園生徒20名(中等部1年生4名、2年生7名、3年生3名、高等部1年生6名)、教師1名
【スタッフ】枝澤(主幹事・報告)、瀬川、林(公)、小川(里)
自然の優しい色合いを持つ草木染の毛糸を使ったミサンガ作りは毎年希望者が多く、今年も抽選で参加者が決まったと聞きました。初めに、なぜFITがミサンガの講習をするのかについて、日本の森林・林業の現状、FITの活動、自然・植物の不思議さ、草木染めの面白さなどに絡めて簡単に紹介しました。その後、4班に分かれて2種類のミサンガ、「斜め編み」と「平結び」を製作しました。初めは編む順番などを間違える場合もありましたが、講師のアドバイスで上手に修復。いったん要領を覚えた後は器用に編み上げていました。手先に集中しながらも談笑しながら楽しそうに作業をしている姿が印象的でした。今年は、美術室での実施となり、広い作業台が利用でき、長い毛糸を扱いながらの製作もやり易かったと思います。3時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、生徒達は自然の面白さ、奥深さなどをそれなりに感じ取ることができたのではないかと期待しています。