森林文化協会グリーンセミナー「新宿御苑を歩く」


【実施日】20241026日(土)

【実施場所】新宿御苑

【主催】公益財団法人森林文化協会

【スタッフ】森林文化協会:2名、FIT4名 [講師:丹野、アシスト:立川(主幹事・報告)、アシスト補佐:室伏、鈴木]

【参加者】森林文化協会会員15名(応募17名)

【実施概要】グリーンセミナーは森林文化協会が約1,350名の会員に対し年数回開催している。会員は無料参加でき、昨年度は東御苑、

  明治神宮、浜離宮、京都御所で開催。FITは今年6月に小石川植物園に初めて講師を派遣。これに続く講師派遣。

  森林文化協会は秋のグリーンセミナーを3か所で開催する計画で、内、新宿御苑・目黒自然教育園の2カ所でFITが講師を務めることとなった。


新宿御苑では、丹野講師が念入りに準備をして臨み、58haの苑内には、江戸の大名屋敷から皇室庭園、国民公園として400年を超える歴史文化と自然が継承されている。

 

丹野講師は二季咲きのサクラ、4種類のシーダー(アトラス・ギンヨウ・ヒマラヤ・レバノン)、ヒマラヤスギのアレロパシー(他感作用)、幹周6mを超える巨大なモミジバスズカケノキ、メタセコイアとラクウショウの特徴、シンボルツリーのユリノキ、世界最長の樹木センペルセコイアなど、それぞれの歴史や人との関わりを含め16箇所で説明した。

 

マツの種類も多く「この葉は何本?」と参加者に聞き、参加者は近づいて葉に触れながら数えていた。終了後、「知らないことも多く、一所懸命メモを取ったので、嬉しい体験をした」との声が寄せられた。


マラヤスギ アレロパシーを説明

八重咲きのコブクザクラを説明

ビスタラインで整形式庭園を説明

世界最長の樹センペルセコイアへ